こんなに違う!「通知表」
下の表は,2つの中学校の評定値(通知表の「5」「4」「3」「2」「1」)の割合です。
全生徒の半分以上が「5」である,あまーいあまーいH中学に比べ,「5」が10分の1程度しかいないT中学。これらの中学の内申点を同じに扱うのは不平等そのものです。そこで,表の下に示す算式で内申点を読み替えています。式の説明は省きます。要はあまーい中学校の内申点はマイナスされ,厳しい内申点はプラスされるということです。しかし,これは公立入試の話。私立では額面通り(通知表の評定値のまま)に内申点とすることが多いのです。ですから,やはりH中のようにあまーい中学校の生徒のほうが有利ということになります。
塾長桜井典章(さくらいてんしょう)は,一刻も早く相対評価へ戻すことを主張しています。因みに,相対評価では「5」が7%,「4」が24%,「3」が38%,「2」が24%,「1」が7%です。
表1)浦安市立H中学
評定 英語 数学 国語 理科 社会 音楽 美術 保体 技家 計
5 66 54 76 107 125 76 134 160 20 50.5%
4 72 81 67 57 39 74 41 18 93 33.5%
3 41 41 35 13 15 27 4 1 65 14.9%
2 1 4 2 3 1 3 1 1 2 1.1%
1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0%
表2)千葉市立T中学
評定 英語 数学 国語 理科 社会 音楽 美術 保体 技家 計
5 13 11 10 10 15 11 10 11 14 13.4%
4 7 23 23 20 15 21 12 14 27 20.7%
3 36 25 26 37 30 36 49 42 31 39.8%
2 22 22 25 14 19 18 12 17 12 20.6%
1 9 6 3 6 8 1 4 3 3 5.5%
【参考】
昨年度入試より,入学者選抜の資料として公平かつ適切に活用するために,下記のように「各中学校の評定合計平均値」と「県が定めだ標準値」との差を考慮するというものです。これにより,(県の標準値と比較して)評定合計平均値の低い中学校に通っている生徒は、選抜の際に調査書点がプラスされ,反対に平均値が高い中学校の生徒はマイナスされることになります。
「調査書の評定の全学年の計の合計値を算式1で算出した数値」を選抜の資料とする。
算式1 X+α-m
X;個人評定合計値(9教科の合計 5段階×9教科×3学年=135点満点)
α;評定合計標準値(千葉県が定めた標準値95とする)
m;中学校評定合計平均値(各中学校の第3学年に在籍する生徒の調査書の9教科の評定の全学年の合計の平均)
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