必修逃れ救済
原則70回の補習で救う。 …(中略)… 卒業生の過去の履修漏れは不問に付す。 …(中略)…
文部科学省は,学習指導要領の法的拘束性やルール維持にこだわった。「生徒に罪はない」という声に,なし崩し的妥協をすれば,自ら指導要領の拘束力を否定することにもつながりかねない。
受験を控えつつ,きちんと必修科目を履修してきた生徒たちにも不公平感を生む。譲れぬ最低ラインとして「70回」を強調した。…(中略)…
必修逃れは,多くの学校で「公然の秘密」として次年度に引き継がれ,教委には虚偽の履修届が提出されて来た。その教委も「知らなかった」では済まされまい。必修逃れの高校の校長が後に教育長になったところもある。…(中略)…
「大学入試が高校以下の教育内容を決めている」。そう言われるほど,「受験」をゴールとした教育の道筋が敷かれてしまっている。
そこに生じた「ひずみ」の一つが,今回の必修逃れだったといえよう。 [11月2日 讀賣新聞朝刊3面 社説]
論説委員の言う通りです。学習指導要領の改訂も含めてどうするか。受験に偏よった高校教育をどうするか。
もう一つ,“まったく勉強しない”“中学の学力も身についていない”高校生の問題です。原則として出席していさえすれば卒業できる,現行の高校のあり方も合わせて議論が必要であると,塾長桜井典章(さくらいてんしょう)は考えます。
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コメント
履修問題・高校生の低学力問題については、抜本的な制度の見直しで解決すべきと考えます。また、先日、文部科学大臣が「入試に合わせて指導要領を見直す。」旨の発言が報道されていましたが。誤報であることを信じています。
提案したいのは、フランスのように国として高等学校卒業認定試験を実施することです。制度上難しいのであれば学力認定試験として、大学進学や就職時の成績証明に使用できるようにしてもよい。現在行われているセンター試験を卒業認定試験に利用すれば、難しくないはずです。
投稿: APOI | 11月 05, 2006 02:47 午前
どうも初めまして。都筑てんがと申します。
つい最近、こんなニュースがありました。
http://www.j-cast.com/2006/11/27004007.html
世の中のほとんどが「高校=大学予備校」「大学=就職予備校」「就職できない人間は欠陥品」と思っているから、こういう履修漏れが起きるのかな…と思う今日この頃です。
投稿: 都筑てんが | 12月 01, 2006 09:33 午前