不登校児に効く指導
国立教育政策研資料で事例紹介
学生ボランティアによる学習支援や「保健室登校」の活用など,不登校の子どもたちには,きめ細やかな個別指導が効果を上げていることが,国立教育政策研究所のまとめた12の具体的事例から浮かび上がった。 (中略)
転 校
中2男子。1年の5月から,友だちができずに保健室通い。やがて不登校に。スクールカウンセラーや養護教諭を交えた検討の結果,学級担任に不信感を抱いていることなどが判明。隣市に,学校復帰を教委が支援する教育支援センター(適応指導教室)があったので通い始める。1年以上通っても,原籍校に戻る意志がないことから,隣市の中学への転校を教委が許可。2年の2学期から登校した。(7月1日 讀賣新聞朝刊38面)
不登校児のための学校を!
友達ができないなどの対人関係や,いじめ・LD(学習障害)等の理由で不登校になってしまう子どもたちが多いようです。このような場合,学校の環境も変わらず,本人が何らかの対人関係トレーニングもないままで学校に復帰できることはまずありません。いたずらに時間ばかりが過ぎて不登校が続くだけです。
そこで,不登校児が一定期間通うことができる‘別の学校’の整備が望まれます。町村役場にある教育委員会の一室でよいのです。不登校児が通い,集い,そして新たな仲間たちとの新しい対人関係の中で関係能力を学んでいく。必要に応じて心理的援助者も同室させて。そんな機関があっても良いのでは,と塾長桜井典章(さくらいてんしょう)は思います。
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